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シビラの書 グーテンベルクの秘密
みすず書房
2026/06/10
9784622098492
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| 和洋区分 | 和書 |
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| 書名,巻次,叢書名 | シビラの書 グーテンベルクの秘密 |
| 著者名 | カルロ・ヴェッチェ 日高 健一郎 訳 |
| 出 版 者 | みすず書房 |
| 出版年月日 | 2026/06/10 |
| 定価 | 6.600 |
| ペ ー ジ | 471 p. |
| サ イ ズ | 13.5 x 19.5 cm |
| ISBN1 | 9784622098492 |
| 内容紹介 | 1438年、ドイツ。神聖ローマ帝国は戦争と疫病で荒廃し、黙示録の預言する終末論への恐怖に包まれていた。幻視をする姉と書物を丸ごと記憶する弟。修道院で暮らす双子の孤児を歴史の荒波が襲う。教義を信じて正義を疑わない異端審問官。書庫を守る修道院長。奥深い森の村の異端派たち。殺戮を日常とする兵士。埋もれた古写本を求めてヨーロッパ中の書庫を旅するイタリア人「本の狩人」――彼らは古代の声を甦らせて、制限や規制のない知識と真実を広めることを夢見ていた。人間が筆写するかわりに機械が書く=印刷術を発明したグーテンべルク。彼の最初の印刷物は聖書でなく、異端の書だった? いまもマインツの博物館に保管されている、その断片に隠されたグーテンべルクの秘密とは何か。今日の人工知能の出現と呼応するかのように、知識と自由の境界を賭けた挑戦の幕が開く。近代の礎となった印刷と「本」の誕生をめぐる歴史小説。文献学者・ルネッサンス学者である著者の『カテリーナの微笑――レオナルド・ダ・ヴィンチの母』に続く本である。 |
| 著者紹介 | 1959年生まれ。現在、ナポリ東洋大学のイタリア文学教授。ミラノ・カトリック大学でペトラルカの専門家ジュゼッペ・ビラノヴィッチに師事し、1982年博士号を取得。ルネサンス期の文学と視覚文化に焦点を当てたイタリアとヨーロッパの文化的関係について研究。その後レオナルド研究の第一人者カルロ・ペデレッティのもとでレオナルド・ダ・ヴィンチの手稿(ヴァチカン図書館所蔵『絵画論』、大英博物館所蔵「アランデル手稿」1998年)を出版。併行して古文書の文献学的調査も実施した。また2003年にはレオナルド・ダ・ヴィンチの素描と写本の展覧会(メトロポリタン美術館、ルーブル美術館)に協力するなど、数々の展覧会や国際会議の企画に参画している。著書にLeonardo, Salerno, 2006; Piccola storia della letteratura italiana, Liguori, 2009; La biblioteca perduta. I libri di Leonardo, Salerno, 2017など。詩や演劇の脚本なども手がける。歴史小説の初作『カテリーナの微笑――レオナルド・ダ・ヴィンチの母』(日高健一郎訳、みすず書房、2023)、第二作『シビラの書――グーテンペルクの秘密』(同じく日高訳、みすず書房、2026)がある。1948年生まれ。筑波大学名誉教授、工学博士。専門は西洋建築史(ルネッサンス建築史・ビザンティン建築史)、世界遺産学。東京大学工学部建築学科卒業後、1975–77年イタリア政府給費留学生としてローマ大学で研究。これまで北アフリカ・中東の初期ビザンティン建築のほか、ルーマニア、セルビア、チュニジア、リビアなど各地で調査を行う。筑波大学に世界遺産学専攻を開設し、専攻長をつとめた。イタリア政府「マルコポーロ賞」を共同受賞。ミラノ工科大学で招聘教授として建築史を担当。『ハギアソフィア大聖堂学術調査報告書』(共編、中央公論美術出版、2004)で建築史学会賞受賞。著書に『建築巡礼 イスタンブール』(共著、丸善、1990)、訳書にマラーニ『マルティーニ 建築論』(中央公論社、1991)、ヴェッチェ『カテリーナの微笑――レオナルド・ダ・ヴィンチの母』(みすず書房、2024)同『シビラの書――グーテンペルクの秘密』(同、2026)、共訳に『レオナルド・ダ・ヴィンチ パリ手稿K』(岩波書店、1993)『レオナルド・ダ・ヴィンチ パリ手稿B』(同、1995)など。 |