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エクス・リブリス
異邦人
白水社
2026/01
9784560090985
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| Jpn. or Foreign | 和書 |
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| Title | 異邦人 エクス・リブリス |
| Author | クラウディア・ドゥラスタンティ 著 栗原 俊秀 訳 |
| Publisher | 白水社 |
| Pub. Date | 2026/01 |
| Price | 3.630 |
| Page | 333p |
| Size | 20cm |
| ISBN | 9784560090985 |
| Notes | La straniera |
| Introduction | ブルックリン、イタリアの小村、ロンドンと、土地に根を張ることなく生きてきた「異邦人」の若い女性の物語。音声による意思疎通から疎外され、「よそもの」として生きる聾者の母に捧げられた物語でもある。「家族」:語り手の若い女性の両親(ともに聾者)のローマでの出会い、アメリカへの移住、子ども(語り手およびその兄)の誕生、離婚とイタリアへの帰国について語られる。「旅」:ブルックリンのイタリア系コミュニティの思い出。やがて両親の離婚にともない、幼少期にアメリカからイタリアのバジリカータに移住した語り手の体験。皮肉を利かせたコミカルな筆致で描かれる。「健康」:「耳が聞こえないけれど音楽が好きな母」の思い出。手話による意思疎通を嫌った母、テレビでいっしょに音楽祭の番組を見ていたときの字幕、母が「比喩」や「皮肉」といった修辞技法をなかなか理解しなかったことなどが綴られる。「あなたの星座は」:語り手は母親に「もし聾でなかったら、どんな人生を送っていたと思うか」と問いかける。母は「つまらない、意味のない人生だったでしょうね」と答える……。 「移民文学」とは一線を画す、型破りなオートフィクション。 |
| About Author | [著者略歴]クラウディア・ドゥラスタンティ Claudia Durastanti作家、翻訳家。1984年、ニューヨークのブルックリンのイタリア人コミュニティに生まれる。両親はともに聾者(ドゥラスタンティ自身は健常)。両親の離婚をきっかけとし、6歳の時に母の故郷の南伊バジリカータへ移住。ローマのサピエンツァ大学で人類学を学び、2011年よりロンドンに拠点を移す。2010年、アメリカを舞台にした長篇『いつの日かきみの家の窓に石を投げに行くよ』で作家デビュー。2019年に本書、2024年に『ミッシタリア』を刊行。数多くの文芸書を英語からイタリア語に翻訳している。本書は20を超える言語に翻訳され、イタリア最高峰の文学賞、ストレーガ賞最終候補(2019年)、90年を超える歴史をもつ文学賞、ヴィアレッジョ賞最終候補(2019年)などに選出される。[訳者略歴]栗原 俊秀(くりはら・としひで)会社員、翻訳家。専門はイタリア文学。主要訳書:アントニオ・スクラーティ『小説ムッソリーニ 世紀の落とし子』(河出書房新社)ピエトロ・アレティーノ『コルティジャーナ 宮廷生活』(水声社)ジョン・ファンテ『ロサンゼルスへの道』(未知谷)ゼロカルカーレ『コバニ・コーリング』(花伝社)アンドレア・バイヤーニ『家の本』(白水社)など。カルミネ・アバーテ『偉大なる時のモザイク』(未知谷)で、須賀敦子翻訳賞、および、イタリア文化財・文化活動省翻訳賞を受賞。 |